開発の経緯
大豆麹乳酸菌発酵液は長野生まれの健康食品基材です。
長野といえば、美しい山々や自然の豊かさと共に、
男女並んで長寿の県として有名です。
今でこそ長寿を満喫している長野県ですが、
昔は高血圧や脳卒中が多く、
寿命も現在のように高くありませんでした。
そんな長野が
日本有数の長寿県に変わった最大の理由の一つに、
お医者さんや保健師さんによる
献身的な生活改善指導をあげる事ができます。
すなわち、
きれいな水や空気の中での生活が体に良い事はもちろんですが、
その他に、食生活などの生活習慣を改善する事によって
寿命も大きく伸びる事の最良のお手本であるといえるでしょう。
長野の食といえば信州味噌が有名です。
味噌が体に良い事は
昔からの言い伝えの中でも言われてきた事ですが、
近年、味噌の持つ高い機能性が科学的な注目を
浴びるようになりました。
特に、味噌の高い活性酸素消去能に着目して
多くの研究が行われた結果、
大豆中のイソフラボンが味噌の熟成に伴って変化し、
抗酸化能を初めとする様々な機能性が高まる事が
分かって来ました。
一方で、味噌は高い機能性を持つとはいえ飽くまで食品であり、
保存性に優れた調味料というのが本来の役割です。
すなわち、味噌作りには多量の食塩が欠かせないという問題があります。
食塩はヒトが生存するために必要不可欠な成分の一つですが、摂取量が多すぎると高血圧やガンの原因の一つとなってしまいます。
そこで、味噌の持つ高い機能性に着目し、その機能性を高めると同時に食塩などの成分を排除して、
我が国伝統の発酵食品の機能性に基づいた新たなタイプの健康食品基材を作る、というアイデアが生まれました。
大豆麹乳酸菌発酵液はこのような発想から生まれた健康食品であり、開発にあたっては以下のような基本理念を設定して、
これらに基づく研究開発を進めてきました。
1. 日本の食文化に根付いた、安心と安全が伝統的に担保されている原材料を用いる。
2. 不必要な添加物の使用を極力排除する。
3. 一つ一つの過程において徹底的に試験を行い、その結果に基づいて最良の材料を用い、最良の方法で作製する。